金子
入職当初の私の印象ってどんな感じでした?
岩﨑
入職当初は、作業療法士として専ら「黙々と」リハビリテーションをしている印象だったね。
だから初発の印象が(なんか)「怖い」って。
今は、毎日満面の笑みで仕事してるよ?ねっ金子君!(笑)
金子
その後、印象は変わりましたか?
岩﨑
接する機会が増えると「猫のように」人なつっこい性格である事が判明したよね。
その後、一念発起したスタッフの1人として、今ではギラギラ目を輝かして目下成長中だね!
今ではこちらも追い抜かれないよう、必死だよ(笑)
岩﨑
それじゃ、私の印象ってどうでしたか?
金子
私も岩﨑さんのこと最初は「怖い」ってイメージがありましたね。
その後、接する機会が増え、指導を受けていくうちに、「話の引き出しが多いんだなぁ」とか、老若男女関わらず「幅広い世代の人と話すことができるんだなぁ」と。また後輩との様々なやり取りも笑顔で返答する懐の深さに感心しました。
岩﨑
お互い、恐れてたんだね!?
金子
でも今となっては時々怒られてもおかしくないような失言をしても優しく笑顔で対応してくれるという。
そんな許容範囲も持ち合わせていて、何より人として尊敬しています!
岩﨑
仕事について聞くと、今までで印象に残っている仕事、出来事って何ですか?
金子
当初、介護老人保健施設は病院と施設の中間施設であり、「自宅に帰るための最後の砦」だと思っていました。
ただ身体機能を向上させ、家に帰る為に必要な力をつければいいと考え、リハビリを行っていました。
そうした中で岩﨑さんは私の意識を変えるアドバイスをくださったのです!
岩﨑
なんだっけ?
金子
岩﨑さんに言われた「ただ家に帰すことがすべてではない、それは「単なる老健」。
家に帰ってから何がしたいのか、どんな生活がしたいのかを考えながらリハビリも、退所の支援もしなくてはならない、と。
これはとても印象に残っている言葉なんですよ。
岩﨑
なるほど。大事なことはきちんと聞いていてくれたんだね、ありがとう。
金子
そうなんです、まだあるんですよ!
岩﨑
えっ、まだあるの(笑)?
金子
まだありますよ!(笑)
何をするにも目的と言うものがあって、ただ歩くんじゃなくて、歩いてどこに行きたいか、誰と何がしたいか迄を考えてこそ、プロの仕事、それが「超強化型老健」という言葉です。
これも印象に残っています。
岩﨑
そうだね、プロとしての仕事を全うしようという前向きな金子君だからこそ印象に残るんだね、きっと。
金子
私ばかりが語ってしまったようですね。岩﨑さんからもまたアドバイスをいただきたいです!
岩﨑
仕事熱心な様子から時には周囲から「怖い」という印象を持たれることがあったようだね?今もそうかな?
それでも後輩スタッフがたくさん出来ましたね。
これからも上司と後輩をつなぐ立場としてものごとを一点から見ず、様々な角度から想像してください。
私はかつて尊敬する大先輩から、「創造する事は管理職の役割だが、想像する事は何人も自由だ」と言われた事が原動力となっています。
金子
ありがとうございます。
リハビリ担当職員としてのスキルアップももちろんですが、ご利用者様、共に働く職員同士がどうすれば働きやすく、楽しく過ごせるのかを考え、職場全体への働きかけが出来る人間になりたいと思っています。
岩﨑
こうして話してみると金子君の成長ぶりが頼もしくもあり、楽しみだね。
最初に話したけど「追い抜かれないよう、必死」だよ、本当に。
【先輩】岩﨑 真人(相談課/支援相談員)
【後輩】金子 圭輔(リハビリ課/作業療法士)