2025年9月8日
9月21日は 世界アルツハイマーデー。
認知症のシンボルカラーである オレンジ色は、江戸時代に活躍した陶工・酒井田柿右衛門が、夕日に映える柿の実の色から着想を得て作り出した赤絵陶器に由来します。
赤絵陶器は海外に輸出され、世界中で高い評価を受けました。
日本の認知症支援・普及活動も、この「柿色」の様に世界に広がってほしいという願いを込めて、オレンジ色が採用されています。
世界に広がったその色には、認知症を温かく見守り、支え合う願いも込められています。
当院ではこの取り組みに賛同し、シンボルツリーの シマトネリコ をオレンジにライトアップいたします。シマトネリコは、風水では「家族運を高める樹」ともいわれ、家族や地域のつながりを象徴する木です。
希望と温もりの光が、認知症への理解と支援の輪を広げていくことを願っています。
院長 宮崎香理