2025年10月8日
医療法人娯生会では、小川町在住の方を対象とした無料映画上映会と講演会を小川町、小川町社協と共催にて開催いたします。
今回は、在宅医療と介護をテーマにした映画『ピア~まちをつなぐもの~』を上映します。『ケアニン』の製作スタッフが贈る本作は、若手医師やケアマネジャーを中心に、多職種がチームとなって在宅医療、介護、そして看取りに真摯に取り組む姿を描いた感動のオリジナルストーリーです。地域医療と介護の「今」を知り、大切な方との未来を考えるきっかけになれば幸いです。
映画上映前には、みやざきクリニック副院長 市川大介による特別講演もございます。
特別講演「わたしらしい最期を考える」 登壇者:みやざきクリニック副院長 市川 大介
本講演では、訪問診療に携わる医師の視点から、「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」と認知症についてお話しします。
ACPとは、「もしもの時」に備えて、ご自身の望む医療や介護について、ご家族や医療・介護の専門職と前もって話し合っておくことです。これは、ご自身が大切にしたい価値観や希望が尊重される「わたしらしい最期」を迎えるために、非常に重要となります。
講演では、認知症を抱えた場合の意思決定や、訪問診療の現場で直面する様々な事例をご紹介しながら、「自分らしい生き方・逝き方」を考えるためのヒントや、今からできる備えについて、分かりやすく解説いたします。
地域の皆さまの健康と生活を支えるため、当法人も訪問診療を含めた医療・介護サービスに一層尽力してまいります。人生の最期までを自分らしく、安心して暮らすために役立つ知識を得られる貴重な機会です。ぜひ、ご家族やご近所の方とお誘い合わせの上、ご参加ください。